ここ数年で、自分が一番変わったなと感じることがある。
それは、物事をデータ=数字で見るという視点を持つようになったこと。
もともと、老後のお金の心配から、アラフィフの人生は大きく動き始めた。その過程で、YouTubeで勉強したり、書籍を読んだり、資格を取ったりしているうちに、気がついたことがある。
私は、いろいろなことについて、ずっと勝手な思い込みで判断していたんだということ。
人は感情が入ると、物事をおおげさにとらえたり、ネガティブにとらえたりすることがある。例えば、今日は調子が悪くて、なかなか仕事がこなせないなとか。実際に、どこと比べてどのくらい遅いというデータがないなかで、それは、案外、思い込みによる感覚なんではないかと思う。
私が経験した3つの例をあげて、数字で物事を見る視点がいかに大事かをお伝えしていきます。
お金 − なんとなく節約から、現実の把握へ マネーフォワードmeアプリ
お金に困っていたころ、買いたいものを買わずに我慢する。これが正しい節約なんだと思い込んでいた。200円と230円のものを比べて、200円のほうを選ぶ。これが自分なりの節約だった。
でも、いつも我慢をしている割にお金は残らない。そして、何かを購入しても常に不満が残る。どこかが間違っているとは思っていたけれど、長い間、その答えに辿り着けなかった。
そこで、とにかく、自分のお金の流れをしっかり把握することから始めてみた。
私は、家計簿に何度も挫折している。毎年、新しい家計簿を購入し、元旦から張り切るのだけれど、まず継続できない。また、ある程度継続したところで、書くことに満足してしまいがちだ。
そこで、私を変えてくれたアイテムがマネーフォワードmeだ。
これは、節約や、お金の発信をしているyoutuberさんもおすすめしていると思う。
このアプリの一番の素晴らしい点は、自動で集計するという点だ。
私は、生活の支払いをほぼ電子決済に切り替えた。現金はほぼ使っていない。すると、毎月の収支が、はっきりと数字として見える化する。
衝撃だったのは、うちの家計は、毎月、赤字だった。ボーナスで補って、なんとか保っているという危ういものだった。
「お金がない」という口癖があった。でも、正直なところ、あといくら足りないのか、いくらあったら「お金がある」になるのか、全く見えていなかった。
この数値を見なければ、いまだに「お金がない」が口癖だったと思う。
体重 − むくみ?勝手な思い込みから、データの発見へ
TANITA の体組成計を毎朝使っている。アプリで連携すれば、毎日の数字が自動で記録される。
ずっと、自分は水分で浮腫んでいると思い込んでいた。それが体重が重い理由だとも思ってた。
でも、体組成計で見えたデータは違っていた。なんと、水分は、むしろ少ないほうだった。
私の場合、運動すればするほど筋肉になるようで、実はかなりの筋肉質だったのだ。つまり、体重を落とすなら、運動ではなく、食べ物を調整する必要がある。それが明確にわかった。
実際に管理栄養士についてもらい、1ヶ月ダイエットをしたことがあるが、指示通りに食生活を整えたら、一定のところまでは、苦労もなくするっと落ちた。

見える前は「なんとなく運動すればいい」と思ってた。見えたあとは「食べ物が大事」と分かった。でも、分かったら「いつでもできるか」と思って、また元の体重に戻ってしまう。
ちなみに、TANITAの体重計でRD-931Lというものだ。なかなかいいお値段がするけれど、このほかにも水分量、筋肉量、もちろん体脂肪などもデータで見ることができる。
それにしても、いっこうに赤い目標ラインには届かない。
韓国語 − なんとなくから、成長の実感へ
韓国語を習い始めて、数年がたった。
韓国語を習い始めた頃、イラストの多い単語集を買ってみた。正直、ほとんど開いて勉強することはなかった。最近になり、本棚の整理をしている時に、何気なく手に取って開いてみたら、びっくりするぐらい、わかる単語が増えていた。
「あ、私、成長してるんだ」と気がついた。
単語集にはチェックリストがあるので、いったい自分はいくつの単語の意味を答えることができて、いくつの単語は書くことができるのか、しっかり数えて数字で把握してみたいと思った。
データで見ると、あいまいさが消える
お金は、電子決済とアプリで数値化した。体重は、体組成計で毎日測定している。韓国語は、いくつの単語の意味がいえるのか、いくつ書くことができるのか、これから数字で管理してみる。
今回、データ(数字)を把握することで、共通しているのは、「あいまいさが消える」ということだ。
「お金がない」と不安がるのではなく、いくら足りないのかが見える。「浮腫んでるから体重が重い」と思い込むのではなく、実は筋肉質だから食べ物が大事だと分かる。「勉強してない」と自分を責めるのではなく、実は着実に進んでることが分かる。
アラフィフになってから、こういう「数字で見る視点」を持つようになった。数字で見ると、その解決策が見えてくることが最も大事な気づきだった。
なんとなく不安な人生から、対策が立てられる人生へ。あいまいな判断から、データに基づいた判断へ。
この転換が、ここ数年で起きた、一番大きな変化でした。
これからも、継続してデータをとっていきたいと思います。
